Event is FINISHED

【10/10開催】ビジネス、カルチャー、テックの観点から世界・他人・自分の「在り方」を問い直す WIRED CONFERENCE 2017「WRD. IDNTTY.」|ワイアード・アイデンティティ

Description

嘘と憎悪と分断が加速するいま
単なるお題目になりつつある
「ダイヴァーシティ」の本当の意味を考え
ビジネス、カルチャー、テックの観点から
世界・他人・自分の「在り方」を問い直す
1Dayカンファレンス
WRD. IDNTTY. | ワイアード・アイデンティティ


■INTRODUCTION

「わたし」として 「わたし」を生きること

「現代社会の透明性は、1人が2つのアイデンティティをもつことを許さない」と、実名を信頼の担保として世界最大のSNSをつくりあげたマーク・ザッカーバーグは2009年に語った。

それから8年経ち、自己と他者、国家と個人の関係は加速度的に変質し、テクノロジーの進歩は、フェイクニュースやヘイトスピーチ、フィルターバブルに象徴されるような、嘘と憎しみと拒絶の時代をもたらしつつある。

いまやコミュニティや家族、自我にすら、拠り所とすべき規範は見当たらず、「わたし」を「わたし」として生きる困難は拡大し続けている。

「多様性」を生むための方法論や、それがもたらす経済的な効用を語るまえに、「アイデンティティ」とは何かを再定義しなくてはならない。

世界が多様であること。 他者がそこにいること。
わたしとは何かを問うこと。その価値を改めて考える「WRD. IDNTTY.」


PROGRAM

「中動態」と〈わたし〉の哲学
國分功一郎(哲学者)×熊谷晋一郎(医師)
人生は自分の意志ではどうにもならない問題に満ちている。哲学者・國分功一郎はそうした問題に立ち向かうヒントを、能動態でも受動態でもない、言語がかつて有していた「中動態」に見いだす。また、障害や病気などさまざまな困りごとを仲間とともに研究する「当事者研究」に注目してきた小児科医・熊谷晋一郎は、依存という現象を論じながら、自己と他者をめぐる新たな理論を構築しつつある。一人ひとりの「在り方」を考える思索をここから始めよう。


「アイデンティティ経済学」とは何なのか?
ジャン=ポール・カルヴァーリョ(経済学者)
人間は金銭的なインセンティヴだけで行動するわけではない。労働者や消費者といった役割ではなく、民族や性別に対する帰属意識から経済活動を考える「アイデンティティ経済学」がいま注目されている。カリフォルニア大学のジャン=ポール・カルヴァーリョは、教育のなかで形成された自己がどのように経済において機能するかを分析してきた。彼の研究事例から、自己と他者によって形成されるアイデンティティがいかに経済的選択に影響を与えるか考える。


ヒジャブと証明写真 「わたし」を語るジャーナリズム
小原一真(写真家/ジャーナリスト)× アマク・マホモーディアン(写真家)
フェイクニュースがはびこるいま、かつては個人の小さな物語を伝えていた報道の意義が問い直されている。写真家の小原一真は世界中で人間と向きあい、自らの手で写真集をつくっている。単なる情報ではない本という形式を通じたジャーナリズムにこそ、「アイデンティティ」を伝える可能性が秘められていると彼は言う。「ヒジャブと証明写真」などをテーマに、女性をめぐる表現の問題に取り組むイラン人写真家のアマク・マホモーディアンも緊急登壇決定!


SNSからヘイトをなくそう
17歳のCEOの野望
トリーシャ・プラブ(ソーシャルアントレプレナー)
いまのティーンにとって、インターネットを自由自在に扱うことは当たり前。だからこそ、インターネットいじめ」は仕組みさえつくれば根絶できるのではないかと考えたトリーシャ・プラブは、2013年、13歳のときにヘイトスピーチのように攻撃的なSNS投稿を防ぐためのサーヴィス・Rethinkをつくった。それから4年。いまも止められる悲劇をなくすために活動を続けているトリーシャが考える、自分で世界を変えるために必要な戦略。

南アフリカから届いたセルフィー
フリーダムベイビーズは自由を踊る
トニー・ガム(アーティスト)
南アフリカでは、「フリーダムベイビーズ」と呼ばれるアパルトヘイト撤廃以降に生まれた世代が現地のクリエイティヴシーンを牽引している。『WIRED』日本版が最新号「African Freestyle」特集で取材したトニー・ガムもそんな「フリーダムベイビーズ」のうちのひとりだ。自身の人生におけるさまざまな問題をヴィジュアルに転換し作品を発表しているトニー・ガムが、世代の断絶を超え自らのナラティヴを獲得する試みを語る。


ミレニアルズは共感を求める
オンラインメディアの新しい常識
ジョン・ブレット(Refinery29)
わたしたちを繋ぐために存在していたはずのインターネットは、いつの間に人々を分断するものになったのか? ミレニアル世代の女性向けメディアRefinery29はこの問題を解決すべくコロンビア大学と提携し「Empathy Lab」を設立した。このラボはどのような物語を生み出し他者との関係を回復させるのか? どのようなツールを生み出し繰り返される人類の歴史のなかでわたしたちが取るべきステップを呼び掛けていけるのだろうか?


あなたのセックスを見つめよう
セクシュアル・ウェルネスという考え方
中野有沙(TENGAヘルスケア)
LGBTという言葉は、これまでセクシュアルマイノリティの代名詞と捉えられてきた。これらの性の在り方を知り、自分のセクシュアリティに気づいた人も多い。しかしこの言葉は、同時にその範疇に収まらない人々を生むことも否定できない。TENGAヘルスケアの中野有沙は、アイデンティティに強く結びつく「性」の問題は一人ひとりの「生」を直視しなければ解決できないという。正常/異常」の対立から自由になるための「自分」との向き合い方とは。

受け入れる」というカルチャー
企業とアイデンティティの新しい関係
ケイティ・チュクロ(ギャップジャパン)
ダイヴァーシティ」という課題に悪戦苦闘する企業が多いなか、1969年にサンフランシスコで創業したGap Inc.は、一人ひとりの社員のアイデンティティと向き合い続けている。異なる考え方、異なる仕事のスタイル、異なるアイデアを受け入れ、尊重し、企業としての強みに転換。企業のカルチャーを進化させていくことで、ダイヴァーシティとインクルージョンを真に体現しているギャップジャパンの取り組みの裏側が明かされる。


■開催概要

日時:2017年10月10日(火)13:00〜19:30(懇親会 19:30〜20:30)

会場:六本木アカデミーヒルズ タワーホール(六本木ヒルズ森タワー 49F)東京都港区六本木6-10-1 森タワー

参加費

・一般|12,960円(税込)
・学生割引|5,400円(税込)
・『WIRED』日本版・定期購読者優待|11,880円(税込)
(定期購読者優待チケットの購入をご希望の方は、こちらよりお求めください)
・Innovative City Forum (ICF) 基調講演とのセット割引|15,880円(税込)
※ICF基調講演セットチケットは満席につき、販売を終了いたしました。
・WIRED SPECIAL OFFER|10,960円(税込)

チケットの購入https://eventregist.com/e/wiredconference2017

特設サイトhttps://wired.jp/identity2017/

お問い合わせwired-event@condenast.jp

言語:日英同時通訳が入ります

アクセス:日比谷線・大江戸線「六本木」駅1C番出口より徒歩3分、3番出口より徒歩6分/南北線・大江戸線「麻布十番」駅4番出口より徒歩12分、7番出口より徒歩9分/千代田線「乃木坂」駅5番出口より徒歩10分

定員:300名

主催:コンデナスト・ジャパン

協賛:森ビル、富士通、ギャップジャパン

※講演後は、参加者のみなさまと登壇者の方々との懇親会を予定しております。
※詳細は、上記に記載の特設サイトよりご確認ください。


■タイムテーブル

13:00 ご挨拶:若林恵

13:15 Art:南アフリカから届いたセルフィー フリーダムベイビーズは自由を踊るトニー・ガム

13:50 Tech:SNSからヘイトをなくそう 17歳のCEOの野望トリーシャ・プラブ ※Skypeでの出演

14:15 Journalism:ヒジャブと証明写真 「わたし」を語るジャーナリズム小原一真×アマク・マホモーディアン

14:50 Business:「受け入れる」というカルチャー 企業とアイデンティティの新しい関係ケイティ・チュクロ(ギャップジャパン)

15:05 休憩

15:20 Economy:「アイデンティティ経済学」とは何か?ジャン=ポール・カルヴァーリョ

15:55 Sexuality:あなたのセックスを見つめよう セクシュアル・ウェルネスという考え方中野有沙(TENGAヘルスケア)

16:30 TBD

17:00 休憩

17:15 TBD

17:40 Story:ミレニアルズは共感を求める オンラインメディアの新しい常識ジョン・ブレット(Refinery29)

18:15 Philosphy:「中動態」と〈わたし〉の哲学國分功一郎×熊谷晋一郎

19:10 クロージングトーク:若林恵

19:30 懇親会

※タイムテーブルは変更される可能性もございます。あらかじめご了承ください。


■登壇者

國分功一郎(哲学者、高崎経済大学)
1974年生まれ。高崎経済大学経済学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。17世紀哲学および現代フランスの哲学を専門とする。『スピノザの方法』〈みすず書房〉や『ドゥルーズの哲学原理』〈岩波書店〉などの哲学研究を世に問う一方、『暇と退屈の倫理学』〈太田出版〉や『来たるべき民主主義』〈幻冬舎新書〉などで鋭く現代社会を論じてきた。最新刊『中動態の世界 意志と責任の考古学』〈医学書院〉では、「意志」や「依存」などを出発点に古代言語の文法を論じている。https://twitter.com/lethal_notion


熊谷晋一郎(医師、東京大学)
1977年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター准教授。小児科医、脳性まひ当事者。大学病院の小児科・小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究を経て現職。さまざまな困りごとを専門家に丸投げするのではなく、本人がこれを仲間とともに研究していく「当事者研究」の実践を通じ、「障害」、「依存」、「社会的排除」をこれまでにない視点で論じている。著書に『リハビリの夜』〈医学書院〉。共著に『当事者研究の研究』〈医学書院〉、『ひとりで苦しまないための「痛みの哲学」』〈青土社〉など。https://twitter.com/skumagaya

ジャン=ポール・カルヴァーリョ(経済学者、カリフォルニア大学)
カリフォルニア大学アーヴァイン校 経済学部准教授。西オーストラリア大学とオックスフォード大学で博士号を取得。オックスフォード大学での研究員を経て、現職。また、アイデンティティ・社会的規範・物語の経済研究を進める団体(ERINN)とイスラム教社会を分析する研究所(AALIMS)の研究員を兼任する。経済におけるアイデンティティの役割が専門。エジプトにおけるイスラム教復古運動などを研究し、教育と社会流動性、宗教運動の関係の分析を行っている。http://faculty.sites.uci.edu/jpcarv/


小原一真(写真家/ジャーナリスト)
1985年岩手県生まれ。2011年に東北沿岸部の取材を開始。原発作業員のポートレートを撮影し12年には写真集『Reset』をスイスから出版する。太平洋戦争で犠牲になった子どもたちを描いた『Silent Histories』は14年に手製本としてつくられたのち、普及版がメキシコより15年に出版。同写真集は米TIME誌を始め、さまざまな媒体でBest Photobooksに選ばれる。15年ロンドン芸術大学フォトジャーナリズム修士課程で学びながら、ウクライナのチェルノブイリで長期プロジェクト「Exposure」に取り組む。2017年Magnum Graduates Photography Award受賞。http://kazumaobara.com


トリーシャ・プラブ(ソーシャルアントレプレナー)
2000年生まれ。米国イリノイ州で高校に通いながら、ネットいじめを撲滅するため活動を行う。2013年、13歳のとき、11歳の少女がSNSを苦に自殺したニュースを読み、ヘイト投稿を抑止するウェブサーヴィス「Rethink」を開発。Google Science Fair、Global Teen Leader 2015 、MIT INSPIRE 2016などに選ばれる。またRethinkの運用に加え、多くのカンファレンスに登壇し、これからの若者の可能性を代弁し続けている。http://www.trishaprabhu.com/

トニー・ガム(アーティスト)
1996年生まれ。南アフリカ・ケープタウン在住のアーティスト。伝統的な衣装に身をまとったポートレイト写真など『Instagram』に投稿された作品を通じて注目を浴びた。南アフリカのコサ族という自身のルーツを表現の軸に置いて作品制作を続けるほか、大工や鍛冶工など「メイカー」を育てる教育プログラムを子どもたちに向けて実施している。2017年のヴェニスビエンナーレでは「21st Century Feminism and the Arts」のパネリストに選出された。https://www.instagram.com/tony_gum/

中野有沙(臨床心理カウンセラー・TENGAヘルスケア)
1990年生まれ。鳴門教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。修士論文の「若年男性の性機能と性欲の低下に関する研究」を機に日本の現状に危機感をもち、TENGAに入社。一貫して医療・福祉・教育領域に携わり、2016年よりTENGAヘルスケアにてコミュニケーションマネージャーを務める。そのかたわらNPO団体「障がい者・児の性と生を考える会」理事も兼務し、性の悩みを表通りに誰もが向き合える社会を目指している。著書に『中高生からのライフ&セックス サバイバルガイド」〈共著、日本評論社〉がある。https://tengahealthcare.co.jp/

ジョン・ブレット(クリエイティヴディレクター・Refinery29)
Refinery29グローバルヴィデオデヴェロップメント部長。VRコンテンツのプロダクション兼ディレクション担当として、サムソン「Gear VR」ローンチのタイミングでReinery29に参加。以来、5つの映像プラットフォームを通じて、月間4.8億人にのぼるグローバルオーディエンスの拡大に貢献してきた。2016年にコロンビア大学のデジタル・ストーリーテリング・ラボとパートナーシップを結んで「Empathy Lab」を創設し、SXSW 2017にも登壇している。http://www.refinery29.com/

アマク・マホモーディアン(写真家)
1980年、イラン・シーラーズ生まれ。現在英国在住。テヘラン芸術大学で写真を学び修士号を取得したのちに、「イランにおける女性の描写」の研究を止めるように同大学から要請されたため、渡英。サウスウェールズ大学で研究を続け、博士号を取得する。イラン人女性の古い写真によって顔を隠した現代のイラン人女性を撮影するプロジェクト「NEGHAB」など、写真を使ったアプローチから、アイデンティティの問題に取り組んでいる。https://www.amakmahmoodian.co.uk/

ケイティ・チュクロ(ギャップジャパン)
ギャップジャパン ファイナンスシニアディレクター。米国公認会計士。米国シカゴ、デュポール大学で修士号を取得。大手会計事務所などを経て、2002年Gap Inc. 入社。数々のファイナンスマネジメント職を歴任し、2011年より現職。現在、日本におけるGap Inc. ビジネス(Gap、Banana Republic)のファイナンス、およびコーポレイトアドミニストレーション(総務)部門統括責任者。ギャップジャパン女性リーダー推進コミッティメンバー。日本在住約6年。http://www.gapjp.com/


※登壇は現時点での予定であり、変更となる可能性もあります。

本イヴェントに関するお問い合わせ先:wired-event@condenast.jp


■注意事項

•領収書がご入用の方は、Event Registの領収書データをダウンロードするようお願いいたします。

•ご購入いただいたチケットのキャンセル対応は不可です。ご了承ください。

•ご記入いただきましたご住所やEメールアドレスなどは、コンデナスト・ジャパンからの事務連絡に使わせていただきます。それ以外に、コンデナス ト・ジャパンおよび当イヴェントの協賛社より製品やサーヴィス、イヴェント、展示会、刊行物等の各種ご案内をお送りする場合がございます。

•当日の模様は、WIRED本誌および、ウェブサイト、デジタルマガジン、SNSなどで掲載される可能性があるほか、コンデナスト・ジャパンの広報活動(テレビ局、新聞社、ニュースサイト等の取材・情報提供を含む)で使用される場合がございます。

•弊社の個人情報取り扱いにつきましては、コンデナスト・ジャパン ホームページに記載の個人情報保護方針・プライヴァシーポリシーをご覧ください。

Tue Oct 10, 2017
1:00 PM - 8:30 PM JST
Add to Calendar
Venue
Venue Address
東京都 港区六本木6-10-1 森タワー Japan
Directions
日比谷線・大江戸線「六本木」駅1C番出口より徒歩3分、3番出口より徒歩6分/南北線・大江戸線「麻布十番」駅4番出口より徒歩12分、7番出口より徒歩9分/千代田線「乃木坂」駅5番出口より徒歩10分
Organizer
WIRED
8,192 Followers